【花だより】午前中が見ごろ!園内の蓮(はす)が咲き始めました


成田メモリアルパークでは、園内の蓮(はす)の花が咲き始めました。
蓮の花は、朝早く咲き始め、午前中の7時〜9時ごろが見ごろとなっております。
午後にはしぼんでしまいますので、早朝にご来園された方にだけ見られる、静かで神秘的な光景です。
写真では、その美しい姿を少しでもお届けできればと思います。
蓮と睡蓮の違い、知っていますか?
「蓮(はす)と睡蓮(すいれん)ってどう違うの?」
園内で蓮の花をご覧になるお客様から、よくいただくご質問です。見た目はよく似ていますが、実はそれぞれに異なる特徴があります。
まず、花が咲く位置に違いがあります。
蓮の花は、水面からしっかりと茎を伸ばして、水面より高い位置に咲きます。一方の睡蓮は、茎が短く、水面に浮かぶように花を咲かせます。
葉の違いも注目ポイントです。
蓮の葉は大きくて丸く、表面に撥水性があり、水をきれいに弾くのが特徴です。睡蓮の葉はやや小ぶりで、水面に広がりながら浮かび、水を吸って濡れたような状態になることが多いです。
さらに、根の部分にも大きな違いがあります。
蓮の根には、私たちにも馴染み深い食用の「蓮根(れんこん)」ができます。対して睡蓮には蓮根はなく、主に観賞用として親しまれています。
そして、開花の時間帯にも違いがあります。
蓮は早朝から午前中にかけて咲き、日が高くなる前にしぼんでしまいます。これに対して睡蓮は、午前中から昼頃まで咲いていることが多いため、比較的長く楽しめるお花です。
ぜひ、早朝のお参りや散策に
朝の涼しい時間に、蓮の花を見ながらの散策はいかがでしょうか?
この時期だけの清らかな風景を、ぜひご覧ください。
